無名なミュージシャン

どうも、S.Hです。たまにはちょっと真面目な記事を。

先日マーケティングについて書かれている記事を読みました。
その記事に書かれていたのは大雑把に言うとミュージシャンの価値について。
音楽(楽曲)が多く聞かれるには、ミュージシャンに価値があるかないかが重要な要素である。ここで言うミュージシャンの価値とはそのミュージシャンが有名かどうかである。言い換えれば、有名なミュージシャンであればそれだけで価値があり、無名なミュージシャンの曲は価値が無い。したがって有名になるかどうかが非常に大事なのである。というような内容でした。
では、どうやって有名になるか? 業界内で著名な人間に紹介される、業界問わず著名人がその曲を好きという、そんなキッカケが必要。そんなふうにも書いてありました。(もちろん、大前提として楽曲が商品レベルに到達している状態で)

「無名なミュージシャンの曲は価値が無い」

残酷な言葉ですが、大衆に受け入れられ広がることに重きを置いた場合に真理かと思います。
乱暴な言い方をすれば、曲なんかどんなんでもOK!有名だから!ってな感じでしょうか。

現時点で無名of無名の名をほしいままにしている、俺にとっては耳が痛く、同時に、やるせなくなる言葉ですw

音楽をビジネスとして捉えた場合、CDが売れなくなった昨今、楽曲販売だけでは本当に厳しいかと思います。
各種ストリーミングサービスの再生毎に得られる利益は1再生1円にも満たないんですから。
現状、2万回再生ほどの楽曲でも数千円の売上ですからね。ビジネスという言葉すら成り立ちません。
さらに、千回再生に満たない楽曲には、上記のロイヤリティすら支払われなくなってしまっているし、何より驚かされるのが千回再生に満たない楽曲が8割を占めるなんて言われてたりもするわけです。

曲が再生されないのは楽曲の力不足の側面も否定できませんが、「無名なミュージシャンの曲は価値が無い」のだという大衆の心理があるのだとすれば、何が要因なのかすら判定が難しくなります。

でも、それこそが音楽ビジネス、芸能ビジネス
曲ではなく、誰が歌うかに価値が見出されるビジネス

人間力が大事ってことでしょうか。
パラメーターとして数値化できない魅力が、そのミュージシャンにあるかどうか。が、問われているようです。

一人でも多くの人に楽曲を届けるためには、自身の人間力を鍛えねばなと思う今日このごろでございます。
もう、若さをウリにはできませんからねw
溢れる魅力を身に着けねば!w

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